【DTM】出来れば避けたい過剰なマキシマイザーの使い方




マキシマイザー、音圧、最近の音圧競争について

マキシマイザーとは?


WAVES L3 Multimaximizer Native

マキシマイザーとは、簡単に言えば「音量」を上げるエフェクトである。

もっと的確に言えば「音圧(楽曲全体の音量の平均値)」を上げる為のエフェクトである。

仕組み的には、コンプレッサーやリミッターと似ている。

リミッターも、このマキシマイザーもコンプレッサーを応用したようなものだ。

 

「各トラックごとにインサート」される事もあるが、よく知られた使用法としては「マスタートラックにインサートし、2MIX全体の音圧を上げる」と言うものがある。

 

「なぜ音圧を上げる必要があるのか?」と言えば、音圧が高い方が楽曲全体に迫力が出て格好良く(それなりの物に)聴こえるから(=売れる)だ。

昔ならマキシマイザーを使用していない作品も中にはあるだろうが、現代の”プロが作成し(特にメジャーは)流通しているようなCDを始めとする音源”では、ほぼ使用されていると思って良い。

 

この辺の(音量と音圧の違い等の)事は、DTM等を通し理解しなければ少し難しい話だと思う。

音圧について詳しい事はまた別の記事で触れていく。

 

音圧競争の激しい最近の音楽シーン

正直、ここ何年かは聴いていて疲れる音楽が増えた

やたらと音量が大きいものだ。(特に、EDMが登場した辺りから更に酷くなっていったように思う)

 

あるアーティストが音圧の高い曲をリリースすると、それに負けじとどこかのアーティストが更に音圧の高い楽曲を・・・そんなこんなで気づくと、音楽界の楽曲の平均的な音圧がどんどん上がっていっている・・・。

 

だが、「売れる」事を意識しどんどん音圧が上がると、楽曲のダイナミクス(*1)が失われ、メリハリの少ない(終始うるさい)ものになってしまいがちになる

(*1・・・音量差)

 

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やってしまいがちなマキシマイザーの使い方

「音圧を稼ぎたいから」と・・・。

DTM初心者がやってしまいがちなマキシマイザーのかけ方としては、「音圧を稼ぎたい」からと+7,8dB程~+1○dBも持ち上げてしまい、「2MIXに対してマキシマイザーを過剰にかけてしまう」と言う物だ。

 

コレは自分の経験談でもあるのだが(笑)、DTM・DAWを始めたばかりで「音圧」の意味すら知らなかった自分は、こう言った使い方をしてしまっていた。(笑)

 

当然音量は上がるが、楽曲のバランスなどは酷い事になっていた。

 

軽くで良い

本来マキシマイザーは軽く(+2~3dB)かける程度が好ましい。

マキシマイザーのみで一気に何dBも音圧を稼ごうとするのではなく、他のエフェクト(サーチュレーター、テープシュミレーター、イコライザー、コンプレッサー等々)も併用し、それぞれのエフェクトで少しずつ音圧を稼いでいった方が良い

マキシマイザーのみで一気に音圧を上げてしまうと、楽曲全体のバランスが崩れやすくなってしまう。

 

過剰にマキシマイザーをかけてしまっている人は見直してみてはどうだろう?




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