AKAI MPCとモニタースピーカーを接続するには何も難しい事は無く、単純に
- シールドケーブルの一方をAKAI MPCのステレオアウトに接続し
- シールドケーブルのもう一方を、モニタースピーカーのインプットジャックへ接続する
以上のステップで接続は完了する。
シールドケーブルの一方をAKAI MPCのステレオ・アウトへ
(AKAI MPC 2500の入出力端子)
まずは、シールドケーブル(両端にフォーンプラグが取り付けられたケーブル)の一方をAKAI MPCのステレオ・アウト(STEREO OUT)へ接続する必要がある。AKAI MPCのステレオアウトはフォーン(PHONE)端子(6.3 mm = 1/4インチ)となっている.。これは、一般的なギターケーブルと同じプラグサイズである。なのでギターケーブル等を使用するかRCAピンタイプのケーブル(端子の種類に関して詳しくは、サンプラー等アナログ機材の入出力端子の種類(PHONE、RCA、XLR、MIDI、USB)を参考に)等に変換プラグを使用し接続する事になる(サンプラー等アナログ機材を使う場合のケーブル選びで気を付けたいポイント »)
シールドケーブルのもう一方をモニタースピーカーのインプットジャックへ
(KRK ROKIT 5の入力端子(インプット・ジャック)に”L型”プラグのシールドケーブルを接続した図。KRK ROKIT 5では、フォーン入力端子が”BALANCED”と表記されている。)
(シールド)ケーブルの片方をAKAI MPCのステレオ・アウト(STEREO OUT)へ接続し終えたら、(シールド)ケーブルのもう一方をモニタースピーカーのインプット(INPUT)ジャックへ接続する(関連記事:サンプラーを使用したビートメイクをする際も用意したい”モニタースピーカー”とは?)。
AKAI MPCのステレオ・アウト(STEREO OUT) Lチャンネル(ch)をLチャンネル(ch)側のモニタースピーカーへ。同様にAKAI MPCのRチャンネル(ch)をモニタースピーカーのRチャンネル(ch)側へそれぞれ接続する。
上記画像ではKRK ROKIT 5の入力端子(インプット・ジャック)に”L型”プラグのシールドケーブルを接続しているが、それには理由がある。「”L型”プラグとは何なのか?」や「”L型”プラグにする理由」等に関しては、サンプラー等アナログ機材を使う場合のケーブル選びで気を付けたいポイントを参考に。
ヘッドフォン端子
AKAI MPCとモニタースピーカーを接続する以外にもAKAI MPC(や他サンプラー、他各種ハードウェア)のヘッドフォン端子にヘッドフォンを接続する事でモニタースピーカーに加え、ヘッドフォンでも再生音をモニターする事が可能となる。AKAI MPC (2500)のヘッドフォン端子のサイズは先ほどのステレオアウトと同じ”6.3 mm(1/4インチ)”、つまり一般的なギターシールドケーブルのサイズと同じになっている。
もし、手持ちのヘッドフォンのフォーンプラグがギターシールドケーブルのフォーンプラグと同じ”6.3 mm(1/4インチ)”タイプの物ならそのまま接続出来るので問題は無いが、フォーンプラグが”6.3 mm(1/4インチ)”より小さい”2.5mm (マイクロ)”や”3.5mm(ミニ)”タイプのヘッドフォンの場合は、変換プラグをヘッドフォンのフォーンプラグに付けなければヘッドフォン端子には接続できない。
フジパーツ 3.5mm(ステレオミニ) → 6.35mm(ステレオ標準)変換プラグ AC-666
UGREEN 3.5mm(ステレオミニ) → 6.35mm(ステレオ標準)変換プラグ 24金
NIMASO 3.5mm(ステレオミニ) → 6.35mm(ステレオ標準)変換プラグ 金メッキ(5個)