本名(の一部)にウェールズ関連の名前を持つ米ヒップホップアーティスト

本名(の一部)にウェールズ関連の名前を持つ米ヒップホップアーティスト
 

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アメリカ人の人名に使用されるのは何も英語だけでは無く、フランス語やラテン語、スコットランドアイルランド(起源の)語など様々な言語が本名に使用されている。

 

この記事では、ファーストネーム(名)・ミドルネーム・ラストネーム(姓)のいずれかにウェールズ語、ウェールズに関連のある名前を持つアメリカのヒップホップアーティストをアーティスト名のABC順に紹介していく。

リサーチにはWikipedia、その他いくつかのサイトを使用しました。著者の勉強不足、リサーチ不足により誤った情報を載せてしまう可能性も否定出来ません。可能な限り間違いに気付き次第訂正していくつもりですが、気づかない場合もあります。間違いの指摘はコンタクトフォーム(問い合わせ)からお願いします。

記事中の省略表記、記号に関して

  • [ケ]…ケルト語、[へ]…ヘブライ語、[愛]…アイルランド語、[伊]…イタリア語、[英]…英語、[希]…ギリシア語、[丁]…デンマーク語、[独]…ドイツ語、[仏]…フランス語、
  • +…聖書の登場人物・キリスト教が由来の名前。



Notorious B.I.G. (Christopher George Latore Wallace )

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Notorious B.I.G.(= Christopher George Latore Wallace)

Christopher (+)  [英 / 丁]  /  George (+) [英](起:[希])   /  Latore [伊](輸送業者)  /  Wallace [英] (ウェールズ人、ウェールズ出身)

Notorious B.I.G. (Biggie Small)の本名は、“Christopher George Latore Wallace(クリストファー・ジョージ・レイトア・ウォレス)”となる模様。ニューヨーク、ハーレム出身。(参考:Wikipedia

 

ファーストネーム:”Christopher”

“Christopher(クリストファー)”は、アメリカでもかなり多くみられる名前の1つ。英語、デンマーク語で「キリストを運ぶ・担うもの」と言う意味を持つ模様。キリスト教由来の名前となる。

クリストファー

クリストファー(Christopher, 稀にKristopher)は、英語、デンマーク語の男性名、姓。デンマーク語の場合はクリストファと表記される。

クリストフォロス(古希:Χριστόφορος (Khristóphoros))に由来する。「キリストを運ぶ・担うもの」を意味し、3世紀半ばごろの半伝説的な殉教者の名前である。

(引用:Wikipediaより)

 

同じ”Christopher”をファーストネームに持つヒップホップアーティストとしては、Chris Brown(クリス・ブラウン)やDJ Premier(DJプレミア)等がいる。(詳しくは、ヒップホップ / R&Bアーティストの本名に見られる名前を参考に。)

 

ミドルネーム:”George / Latore”

まず、”George”に関して。ちょくちょく目にする人名だが、英語の男性名、もしくは姓で起源は古典ギリシア語となる模様。

ジョージ

ジョージ(George)は、英語の男性名、または姓。

古典ギリシア語の人名「ゲオルギオス」(Γεώργιος)に起源を持つ。この名の本来の語義は「大地(geo)で働く(erg)人」、すなわち「農夫」を意味する。キリスト教の聖人ゲオルギオスを通じて人名として広く使われる。

(引用:Wikipediaより)

 

そして、古典ギリシア語の「ゲオルギオス」は、キリスト教の聖人「ゲオルギオス」に由来している模様。したがって、“George”はキリスト教由来の人名となる。(参考:Wikipedia

聖ゲオルギオス 

ゲオルギオス(Georgios)、あるいはジェルジオは、キリスト教(正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会)の聖人の一人。古代ローマ末期の殉教者。

(引用:Wikipediaより)

 

“Latore”に関しては、イタリア語で「輸送業者」や「運搬人」等の意味を持つ模様。(参考:Glosbe

 

ラストネーム:”Wallace”

ラストネームの“Wallace”には、「ウェールズ人」、「ウェールズ地方出身」と言う意味がある。

生い立ち
ノトーリアス・B.I.G.は、1972年5月21日にニューヨークブルックリン区ベッドフォード・スタイベサント地区にてジャマイカ系移民の父親と母ヴォレッタ・ウォレスの間に生まれた[4]。父親は2歳の時に蒸発、母のヴォレッタは保育園の教師をしながら女手一つで彼を育てた[5]。

(引用:Wikipediaより)

 

母親の姓が”Wallace”だった模様。



Joey Bada$$

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Joey Bada$$ (= Jo-Vaughn Virginie Scott)

Jo [英] (Joseph (+)の短縮系(?)) /  Vaughn([古ウェ(?)] 小さいもの(?))  /  Virginie [仏] (= [英 / ラ] Virginia:乙女)  /   Scott [英] (スコットランド人、スコットランド出身)

Joey Bada$$に関しては、ラストネームが「スコットランド人」、「スコットランド出身」を意味する”Scott”であったので、本名(の一部)にスコットランド語、またはスコットランド関連の名前を持つ米ヒップホップアーティスト3人の方に振り分けておいた。本名全体の詳細はそちらを参考に。

 

ファーストネーム:”Jo-Vaughn”

“Jo-Vaughn”の”Vaughn”の方が、古ウェールズ語で「小さいもの」を意味する語であるとの情報があった。(参考:アンボリーの風に吹かれて

 

T.I. (Clifford Joseph Harris Jr.)

ジョセフ協会

T.I. (= Clifford Joseph Harris Jr.)
Clifford [英]  /  Joseph (+) [英](ジョゼフ)  /  Harris [英](起:[ケ])
/ Jr. [英](息子)

T.I.の本名は“Clifford Joseph Harris Jr.(クリフォード・ジョゼフ・ハリス・ジュニア)”となる模様。ジョージア州アトランタ出身。(参考:Wikipedia

 

ファーストネーム:”Clifford”

“Clifford”は英語圏の男性名となる模様。

 

ミドルネーム:”Joseph”

“Joseph”に関連して、本名のファーストネームに(おそらくJosephの短縮系)”Jo”が含んでいるJoey Bada$$がいる。彼のステージネームのファーストネーム”Joey”は、”Joseph”と同様の意味となる。

 

ラストネーム:”Harris”

“Harris”と言う人名は「主にウェールズ人の姓として使われる」と言う情報。

Harris
ハリス(英語: Harris)とは、ケルト系起源の人名。主にウェールズ人の姓として使われる。その起源は「ハリーの息子」(Harry-son)と「黄金の力」の意味を持つ[1]。ハリーから派生した姓には、他に同じくウェールズ系のハリスン (Harrison) がある。

(引用:Wikipediaより)

 



Q-Tip (出生名:Jonathan Davis)

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Q-Tip (= 出生名:Jonathan Davis)

Jonathan (+) [英 / 仏 / 西 / 伊]  /  Davis (+) [英](起 [ヘ])

Q-Tipの本名は、”カマール・イブン・ジョン・ファリード”(綴りは載っていなかった) となる模様だが、出生名が”Jonathan Davis(ジョナサン・デイヴィス)”となっている。ニューヨーク、クイーンズ出身。(参考:Wikipedia

出生名の”Jonathan Davis(ジョナサン・デイヴィス)”の“Davis (Davies)”の方がウェールズに多い姓の1つとなっていたり、Saint David(聖デイヴィッド)がウェールズの守護聖人となっていたりと、何かとウェールズと関連があるのでこの記事で取り上げた。

 

ファーストネーム”Jonathan”

“Jonathan”は、聖書由来の名前となる。

ジョナサン (英語: Jonathan) は、ヘブライ語聖書に登場するサウルの子ヨナタンに由来する英語の男性名。愛称はネイサン (Nathan)。フランス語のジョナタンやナタン (Nathan)、イタリア語のジョナタ、スペイン語のホナタンやホナタスも参照。

(引用:Wikipediaより)

 

後述するダビデが仕えた初代イスラエル王サウルの子に由来する名前となる。そして、ダビデとヨナタンは親友との情報。(参考:Wikipedia

 

ラストネーム:”Davis”

Q-Tipの出生名は、ファーストネームとラストネームの関連性がかなり強い。ラストネームの”Davis”は、“David(デイヴィッド)”の息子を意味する。

Davis
人名
デイビス◆ファミリーネーム◆【語源】「Davidの息子」の意。Davies、Davidsonも同様。◆【例】Miles Davis(ジャズ音楽家)

(引用:英辞郎 on the WEBより)

 

そして、“David”はヘブライ語の「ダビデ」が由来

デイヴィッド

デイヴィッド(David /ˈdeɪvɪd/)は、英語圏の男性名、姓、地名。日本語表記においてはデイヴィド、デイビッド、デービッド、デーヴィッド、デビッド、デヴィッド、ディヴィッドなどさまざまな表記がなされる。英語の語尾は/d/なので、デイビット、デビット、デヴィットなどの読み方・表記は正しくない。愛称は Dave (デーブ、デイブ、デーヴ、デイヴ)がある。

ヘブライ語で「愛された人」を意味するダビデ(דוד Dāwīḏ、ダーウィーズ)に由来する。英語圏以外ではダーヴィト、ダビド、ダヴィッド、ダフィズ、テヴィタなどに対応する。

(引用:Wikipediaより)

 

ダビデは旧約聖書に登場する人物なので、“David”は聖書が由来の名前となる。したがって、“Davis”も聖書と関連のある名前となる。

ダビデ(דוד Dāwīḏ (ダーウィーズ)、 Δαβίδ, David, داود Dāʾūd)は、古代イスラエルの王(在位:前1000年 – 前961年頃)。ダヴィデ、ダヴィドとも。

愛された人の意味。

羊飼いから身をおこして初代イスラエル王サウルに仕え、サウルがペリシテ人と戦って戦死したのちにユダで王位に就くと、ペリシテ人を撃破し要害の地エルサレムに都を置いて全イスラエルの王となり、40年間、王として君臨した。旧約聖書の『サムエル記』および『列王記』に登場し、伝統的に『詩篇』の作者の一人とされている。イスラム教においても預言者の一人に位置づけられている。英語の男性名デイヴィッド(David)は彼の名に由来する。

(引用:Wikipediaより)

 

そして先程も触れたが、この“Davis (Davies)”は、ウェールズに多い姓の1つとなっている模様。(参考:ガイドブックに載ってない英国ウェールズ案内)また、Saint David(聖ディヴィッド)はウェールズの守護聖人となっている。(参考:Wikipedia

 

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