AKAI MPC比較:シリーズ別

サンプラー・バックライトパッド_02

AKAI MPC比較

すでに生産が終了してしまった機種から比較的最近発売された現行機種までAKAI MPCシリーズ各機種の仕様や特徴を個別に比較しています。

 

生産終了機種


60  /  60Ⅱ


3000


2000  /  2000XL »


2500 »  /  5000 »


500 »  /  1000 »


4000

AKAI MPC 関連書籍 »

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン)にてAKAI MPCが特集された号やAKAI MPCに関する歴史がまとめられた書籍、またサンプラー初心者向けにサンプラーの使い方が解説された書籍等。

 

AKAI MPCの歴史・概要

AKAI MPCシリーズの始まりはAKAI MPC 60から

AKAI-MPC-2500-PAD-01AKAI Professional製のサンプラー”AKAI MPCシリーズ”は、1988年に発売されたAKAI MPC 60からその歴史が始まりました。その後、AKAI MPC 60 Ⅱ、AKAI MPC 3000,、AKAI MPC 2000、AKAI MPC 2000 XL、と後続機種が発売されていきました。

そもそもサンプラーとは、レコード等外部からの音声信号を録音し、それを機材本体の内蔵メモリや外部メモリに記録、そして記録した音声データを本体のパッドへ(AKAI MPCの場合は16個が主流。ただし、AKAI MPC 500は12個)割り当て(アサイン)、パッドを叩くとアサインされた音が鳴る、と言う仕組みの”楽器”に近いですが完全に”楽器”とも言い難い機材です。見た目だけだとMIDIコントローラーにも形状がよく似た製品があり、間違えがちですがサンプラーとMIDIコントローラーは別の物です。

 

スタンドアローンとパソコン(ソフトウェア)連動型

スタンドアローンとは、機材(この場合はAKAI MPC)本体のみ(単体動作)でも楽曲製作が可能な物を言います。一方でパソコン(ソフトウェア)連動型とは、USBケーブルでAKAI MPCとパソコンとを接続しパソコン上に専用のソフトウェアを起ち上げなければ使う事が出来ない物の事を言います。

AKAI MPCシリーズの当初のモデルはパソコンと接続せずともスタンドアローン(単体動作)で使用出来る製品が主流でしたが、近年ではAKAI MPC TouchAKAI MPC Renaissance等、パソコンと接続して使用する事が前提となっている製品も発売されています。(【AKAI MPC】スタンドアローン型とPC連動型の違いを比較

動作 発売年
AKAI MPC 60 スタンドアローン 1988
AKAI MPC 60Ⅱ スタンドアローン
AKAI MPC 3000 スタンドアローン 1994
AKAI MPC 2000 スタンドアローン 1997
AKAI MPC 2000 XL スタンドアローン 1999
AKAI MPC 2500 スタンドアローン
AKAI MPC 4000 スタンドアローン
AKAI MPC 5000 スタンドアローン
AKAI MPC 500 スタンドアローン
AKAI MPC 1000 スタンドアローン
AKAI MPC Studio Black PC連動型
AKAI MPC Touch PC連動型
AKAI MPC ELEMENT PC連動型
AKAI MPC Renaissance PC連動型
AKAI MPC ONE スタンドアローン
AKAI MPC X スタンドアローン
AKAI MPC LIVE スタンドアローン

 

 

共通性のあるAKAI MPC 500 ~ 5000

AKAI MPC 2500-01AKAI MPC 500AKAI MPC 1000AKAI MPC 2500AKAI MPC 5000の4機種はそれぞれ見た目や機能的に似た作りの製品になっています。それぞれの違いとしては、Q-LINK Knob / Sliderそれぞれの数であったり、内蔵メモリの容量であったり、サイズ・重量であったり、といった部分になります。サイズ・重量的にはAKAI MPC 500AKAI MPC 1000AKAI MPC 2500AKAI MPC 5000の順に大きく、重くなっています。

 

 

限られてくる生産終了機種の入手方法

多くのヒップホップアーティストに愛用されてきたサンプラーAKAI MPCシリーズですが、過去の製品はすでに生産終了してしまった物が多い為「YAHOO!ショッピングやフリマサイト、楽器店等で中古品を入手する」、または知人から譲ってもらう等、入手方法は限られてきます。ですが、一方で比較的最近発売された新しいモデルもは(一部を除いて)新品で入手することも可能となっています。

 

 

AKAI MPCシリーズ、それぞれの使用者

scratch_recordもし、(AKAI MPC 60、AKAI MPC 60 Ⅱ、AKAI MPC 2000、AKAI MPC 2000XL、AKAI MPC 3000、AKAI MPC 2500、AKAI MPC 500、AKAI MPC 1000、AKAI MPC 4000、AKAI MPC 5000等)それぞれ過去歴代機種ごとの使用アーティストを知りたい場合は、サウンドレコーディングマガジン 2012年12月号に国内外の使用アーティストの一部が掲載されているので、そちらが参考になるかもしれません。

サウンドアンドレコーディングマガジン 2012年12月号 »
AKAI MPCが特集されている号。AKAI MPC 60~AKAI MPC 5000、AKAI MPC 500・100まで、それぞれ過去歴代機種ごとの使用アーティストを掲載。掲載されているアーティストは、DJ Premier、KANYE WEST(Ye)、Pete Rock、KREVA、他。

 

AKAI Professional関連製品比較:シリーズ別

MIDIキーボードやMIDIコントローラー等、AKAI MPC以外のAKAI Professional製の製品の比較。

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