チョップ&フリップを駆使するMPCプレイヤー、DJ Premier

チョップ&フリップを駆使するMPCプレイヤー、DJ Premier

About “DJ Premier”

DJ Premierとは、Guruとのユニット“Gangstarr”(特に90年代に活発に活動していた)で活動していたヒップホップ界を代表するDJの1人だ。彼らの主な作品としては、Daily OperationOwnerz等がある。

彼らはEast Coast(東海岸)だが、West Coast勢との共演もあるようだ。Snoop Doggのアルバムに参加している。)

矢印(右) 『SNOOP DOGG/BEST OF SNOOP DOGG』レビュー(13曲目, The One And Only)

 

『Nas / Illmatic』でのプロデュース

ヒップホップにおいての名盤『Nas/Illmatic』にて、DJ Premierは何曲かプロデュースしている。

矢印(右) 『Nas / Illmatic』review

 

このアルバムは、(ヒップホップ黄金期と語られることの多い)90年代独特のローパスフィルターのかかった柔らかい音が特徴的だ。



チョップ&フリップとは?

dj

「チョップ&フリップ」は、DJ Premierの得意とするMPCプレイスタイルの1つだ。

「チョップ&フリップ」はサンプリングした曲を切り刻み、その順番を入れ替え、(場合によっては)一体何の曲からサンプリングしたのかが(サンプリング元が何なのかを)分らないようにビートを組み立てる手法だ。

ヒップホップにおいては、原曲をほぼそのままサンプリングしそこにラップを載せるような曲も数多くあるが、著作権問題もあり1曲をまるまるサンプリングするのが厳しくなった。そこで、曲中の特定の一部分、場合によっては一音だけをサンプリングし、それを元にビートを組み立てて行く「チョップ&フリップ」の手法をDJ Premierは多用するようになった。



MPC60Ⅱがあれば充分

サウンドレコーディングマガジンでMPC特集をしていた号があった。(2012年頃だったかと思う。)

そこに「DJ Premierがこのような発言をしていた」と言う内容の物が記載されていた。(完全に正確ではない。だいたいのこのような感じであった。)

DJ Premier「MPC60Ⅱさえあればだいたいやりたい事は出来る。だから別に、最近の機材(MPC)が欲しいとは思わない。」

 

MPC60Ⅱとは、MPCシリーズの中でもかなり初期に発売された機種だ。今ではMPCシリーズもかなり進化し機能も増えているが、DJ Premierはこの「MPC60Ⅱ(の機能)で充分」だと言っていたらしい。

矢印(右)  AKAI MPC-スタンドアローン型とPC連動型の違い。それぞれのメリット・デメリットとは?




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