MPC2500の記録媒体 CFカード
MPC2500のCFカードスロット
CFカードとは?
CFカードとは、Compact Flash(コンパクトフラッシュ)カードの略だ。
CFカードは、カメラの記録媒体として使用されることが多かったようだ。SDカードに比べ、大きさ・分厚さともに2~3倍ほどある。そして、MPC2500では、このCFカードが記録媒体として採用されている。
MPC シリーズごとの記録媒体は?
(AKAI MPC2500のMEMORY CARD SLOT)
MPCシリーズでは、その機種ごとに(発売された年代の影響もあり)記録媒体が異なってくる。
MPC2000(XL)やMPC3000等ではフロッピーディスク。そして、最近のモデルMPC Studio等は、レコードからサンプリングした音源などのデータはパソコン内に保存する仕様になっていたと思う。
パソコンと連動する事でフロッピーディスクやCFカードに比べ「記録できるデータ容量が増える」と言う利点はあるが「MPC単体(スタンドアローン)では動作しない」と言う不便な一面もある。
>> AKAI MPC-スタンドアローン型とPC連動型の違い。それぞれのメリット・デメリットとは?
使用可能なCFカードは2GBの物まで
(MPC2500のMEMORY CARD SLOTにセットしたTranscend 2GB CF CARD)
2GB以上の物は使用不可
AKAI MPC2500のCFカードを買う前に知っておくべきことは、AKAI MPC2500では2GB以上のCFカードは使用できないと言う点だ。
最初、この事を知らず「どうせなら容量の大きい物が良い」からと、Transcend 4GB CF CARDを購入し、AKAI MPC2500のMEMORY CARD SLOTに入れデータセーブを試みたのだが、何も反応しなかった。
その後、その辺の事を調べTranscend 2GB CF CARDを試してみると、しっかり使用できた。
「容量が大きいから」と、例えばSANDISK CF64GBのように2GB以上のCFカードを買ったとしても、それはMPC2500では使用できない為、結果的に無駄な買い物になってしまう。
2GB以下、動作確認済みのCFカード
先ほど触れたように、2GB以上のCFカードではAKAI MPC2500上で動作しない。が、2GB以下のCFカードなら問題は無い。つまり、512MB、1GB、2GBの物なら使用可能と言う事になる。*1
因みに、自分が動作を確認したCFカードは下記の物だ。*2
- Transcend CF CARD 1GB, 2GB
- Green House CF CARD 1GB
CFカードも様々なメーカーからの色々な物が出ているので、好みの物を使用すれば良いだろう。